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小さいセカイ

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康平妊娠出産記

康平生誕三周年を記念して、回想録を作ってみようと思います。

その1・妊娠まで
 1997年12月に結婚した私達は、すぐにでも子供が欲しかった。新婚と入っても、学生時代からの長い付き合いで、今更と言う感じでも有った。ところが、これがなかなか出来ない。先に結婚・出産した友人に相談したら、「なに言ってるのたった八回(相談したのは八月だった)失敗しただけジャン」なるほど(-_-)
 子供を授かるという観音様にお参りした。排卵日検査薬も使った。そしたら、出来たのだ!!しかも排卵日から十日後、次回の生理予定までまだ日にちもあるというのに、体調を崩し、つわりらしきものまで出現し、産婦人科では妊娠反応が出た。超音波ではまだ確認できなかった。
 その一週間後、出血があった。慌てて医者に行くと、切迫流産とのこと。しかも超音波検査で確認できないのを、私のおなかの脂肪が厚いからといわれた(ーー;)。
 大きな病院に行けと夫と母。でも診断結果は同じ切迫流産。入院とたが、環境に耐えられず、退院したいと駄々をこね、実家から両親が説得に来たのにもかかわらず、退院してしまった。それから十日ばかり、主人の実家にお世話になり、胎児の心臓がかくにんできたのを境に自宅へ戻ってきた。そして私の妊娠生活が始まったのである。



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